
村上俊実 対談
December 20.2015
※HAPPY HOURでは編集を行っていません。ゲスト及び参加者の発言内容に対し一切の責任を負わないものとします。
MURA
1972年生まれ東京出身。本名村上俊実・通称ムラ。M&M代表。
都内に数あるショップ、レストラン、カフェなどの内装、デザインを手掛ける。
自身でもアパレルライン「M&M Custom Performance」を展開。
ムラ
何か若い人は分からないよね、どこに何をおいてやってるのか。
レオ
ねえ!何なんだろうあれ。
ムラ
あれっ、これ怒るところかなみたいな、言わなきゃいけないとこみたいなさ。
レオ
多くない?
ムラ
これ言い出すと、すごい大変なことになるよね。(笑)
レオ
そうなんだよ!
コージ君
基本、言うのは嫌なんですよ。
克
俺もそうなんだよ。
コージ君
だから僕も、絶対に若い子育てるのもう無理で、その前に自分がやっちゃう。人にあれやってとか絶対言えないから、だから、一人じゃないと絶対無理なんです。
ムラ
やってるのを見て、ああ、あれはやっとかなきゃいけないんだなとか、これとかって、察すればいいじゃん。察しないで。
レオ
察しないんだよね。
ムラ
察しないんだよ。ああやってるなあ、ってしか思わないところがすごいよね。どういう育ちをしてそういう風になっちゃったのみたいな。
克
それで時給をあげてくれとかね。
レオ
考えられないよね。
克
請求書見たときも黙ってたんだよ俺。
コージ君
プロ野球選手みたいにやることやってんだったら、やることやらないでそれはね。それでコイツがモリオカを入れたときに、その、何だろう。
ムラ
呉服屋の次男ね。
コージ君
洋服部門を任せるみたいな感じで、何だろう。ワシも一応なんか、ムラがノータッチだから、あっちのほうでワシが作業してるから、ワシが何か言わなきゃいけないのかなって、思うんだけど、基本ワシは言う事ダメな人間だから、まあ、とりあえずやらそうとか思って。とりあえずじゃあ出荷をやっといてみたいな感じになって。このぐらい大きいパッキンにT-シャツ2枚とか入ってて、平気で。
ムラ
ゴージャス。(笑)
コージ君
おお、ゴージャス(笑)とか思って。
克
止めよう、イライラするから。(爆笑)
コージ君
これはさすがに、とか思って、自分でボク入れ替えちゃったんですよ袋に。モリオカぱっと見て、言ったんですね。Tーシャツこれ2枚だったじゃん、ワシこれ袋にこう入れたんだけど、何でだか分かる?って。一応考えてもらわないと、ダメじゃないですか。だからそこが何を聞かれてるか、多分分かってないと思うんですよね。「えっと、うんっと」みたいな感じになってて。例えば、運賃の問題だったり、箱よりも、袋のほうが安かったり、箱だとグツグツになっちゃうから中で、もうちょっとピシっと送れるようにとか、グチャグチャとか嫌でしょって。したら「ああ!」って、目からウロコみたいに、すごい感動しちゃって。(大爆笑)
ムラ
バカだよね。
克
ところがね、バカが多いんだよね。
ムラ
多いよね。
コージ君
けど変なバカじゃなくて、単純なバカだから、「ああ!」ってなってくれたらそれはいいじゃないですか。だから、次からこうだなってなってくれれば。
ムラ
手を抜くバカが一番嫌だよね。
レオ
本当だね。
ムラ
ただのバカは大丈夫。
克
それが取引先から贈り物か何かもらってそれを全然黙ってるとかね。おれらの立場からしたら「すみませんでした、何かうちの若手が色々ともらっちゃって」って、挨拶に行かなきゃいけない立場なんだけど、言わねえからさ、こっちが恥かいちゃうんだよ。とにかく物の貸し借りとかさ、大嫌いなんだよ。
コージ君
ワシ、そのモリオカですごい感心したのが、お客さんからお菓子届いてたんですよ。んで、コージさんこれ届いてましたって報告するから、ワシ甘いもん食わんからお前ら、分けて食べなあって。お客さんに電話だけ、いただいてありがとうって入れとけよ~って言ったら、「しときました」って言うから、おお、そういうことは出来るんだと思って。(爆笑)
レオ
マサ、3人おかわり。
克
レオ、今日嬉しいよ。
レオ
ハッピーアワーって感じだね。
克
俺なんかそのハッピーアワーがなかったら死んじゃうよ!(笑)