野口強 対談
January 13.2016
※HAPPY HOURでは編集を行っていません。ゲスト及び参加者の発言内容に対し一切の責任を負わないものとします。
野口 強
1964年 大阪府生まれ。
1987年 大久保篤志氏に師事。
1989年 フリーとして独立。
現在はファッション誌や広告を中心に活動。
また、2008年オープンした大阪 阪急百貨店メンズ館ではフロア構成やセレクトショップのディレクションも手掛けている。
強さん
いや～ホテルも。
レオ
その子の家？
克
その子の家でしょ。
強さん
うーんそれもあるし、ホテルもあるかな。でも、あぁゆうの良いよね、若い子の１人住まいですごい狭い部屋。
レオ
狭いとこね（笑）
強さん
全てが手の届くようなところ。
克
やっと強も神田川の世界入ってきたな。
強さん
そういうのが良いよね。
克
最高だよな。最高だよ。
強さん
うわ～狭いな～みたいな。「どこ座れば良いの？」みたいな。ベット？
（爆笑）
克
それで例えば仮にだよ、そういう女の子がなんか六本木ヒルズだとかすごい高級マンションとかだったらムカつかない？
強さん
そういうの、なんか興味無いのね。
克
全然無いよな。だから、なんかその子を育てていくみたいなさ。頑張ったな、みたいなそういう過程が良いんだよな。
強さん
１DKとかが良いね。分かるでしょ？
（爆笑）
克
だけど一応そんな中でも共同便所は嫌だとかさ。
強さん
そうそう、それは嫌だな。
克
あと、昔飲み屋とかで一所懸命アルバイトで働いてる子達とかなんかちょっと応援したくなんない？
強さん
まぁ若い時はちょっと金持った女の人がちゃんとしたマンションに住んでるとかそういうのも良かったけどね。自分がこう歳とってくるとちょっと逆かな。
レオ
何歳位からモテ始めた？
強さん
モテ始めたって、そんなモテてないけどね。いや～１番モテたとかじゃなくて、１番やってたのは１７、１８歳位かな。それは水商売、ディスコで働いてた頃。もう頭ピンクだった、脳みそ。毎日、仕事終わってやることしか考えてなかったもんね。で、しかもみんなお姉さん達じゃない？
克
でも考えてみたら、結果的にそれが良かったんだよ。それ４０歳かなんかで狂ったらおかしいよ、そんなの。
強さん
ね。だからおそ咲き、狂い咲きはヤバイよ。
克
今さっき言った、これ名言だと思うんだよ。本当に楽な子が良いねっていうのは。良いよね。あとさ、良く言うじゃない。美人は３日で飽きるけどブスは３日で慣れるって昔から。結構昔の人、名言言ってるんだよね、痘痕も靨とかさ。
強さん
やっぱり、きれいな子って、やるときれいな顔が今マックスだからやってる時の顔ってどんどん崩れてくわけで、それ以上きれいにならない。でも気の良いブスはやってる時の顔がすごくきれいだよね。
克
それすーごく名言だと思う。
レオ
凄いね。
強さん
きれいになっていく。
克
だから、今のこの会話をね女の子聞いたら凄い自信になると思う。そういう目で見ないじゃないみんな。
強さん
きれいな子はやっぱりね、崩れてく一方だからさ。
レオ
なんかほら、前に愚連隊の万年東一の本読んだんだけど、やっぱり万年東一っていう人はみんなが「え！？」って思うようなブスばっかり選ぶの。１番上の人だったのに、そういう女を「お前可愛いな」って。
克
そうそう。俺ね万年東一だとか最近面白い本、全部コイツに写っちゃうの。まだいるよ、本当の男がって。
強さん
飲み会でもそうじゃない。可愛い子いても１番、不細工な子を盛り上げないと。
克
そうだよな！合コンとかあるじゃない、みんなおいしいの先とっちゃうじゃない。特に大きな会社の社長とか、名前言わないけど。俺なんか最後に残ったので十分だね。ありがたく頂くね。
強さん
きれいな子は良いけど物足らないというか。
克
あとさ、なんかみんなこれ思うんだけど、何か自分を持ってる人。例えば女の子でも何か、それが職人でもいいじゃない。結構、俺ら尊敬しない？
強さん
うん。
克
そういうの好きなんだよな。
強さん
あと、きれいな子はさここがもう完璧だからここから下とか、着るものとかなんかダサイじゃん。なんかトンチンカンというか。努力しないでしょ、ここだけでもう完成しちゃってるから。やっぱりちょっと不細工位の方が洋服も気遣うし、プレゼンテーションがあるじゃない。
克
あの、この２人見てて思うんだけど、それぞれやってる事大変だと思うんだけど、若い頃より今のお前達の方が好きだもんね。なんか、良い意味でビンテージになってきたじゃない。ビンテージって飽きないじゃない。あとちょっとしたことで、強がコイツ本当に奇麗な事やるなぁっていう場面があったのは、例えばとある飲み屋でさ、みんなアップアップしちゃって、バってカウンター行ってパパってきれいに洗ってる。
レオ
あぁそうだねぇ。
